起業家のための情報誌

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企業のデメリットも理解する

会社を辞めて企業した場合の大きなデメリットは、これまでの安定した収入を失うことです。
会社に勤めてさえいれば、業績の伸びない月でもちゃんと給料は入りましたが、独立起業したならば入金のない限り給料はでません。
あたりまえのようですが、これは仕事が終了していたとしても、あるいは見込みの業務があったとしても言えることで、税金を含めた支払はキッチリ毎月来るわけです。その時点で入金されていなければ、場合によっては借金になってしまいますので注意が必要です。
また起業して失うことは、自分の時間です。
事業が軌道に乗るまではもちろん、乗ってからでも仕事の事を考えない時間というのは中々とれません。裏返せば、24時間フルタイム営業のような状態になります。サラリーマンのように、仕事は会社の時間まで、土日は休みといった発想とは異なります。
そうなると、家族と団らんの時間も中々とれなくなり、家族とギクシャクした関係になることもありますから、起業される前に、しっかりと説明して理解を得ておく必要があるでしょう。
ですが起業を志した方ならば、これらのデメリットは一切覚悟の上で、これらの難関を乗り越えて成功を収めていただきたいものです。